最後のサマープログラムは、樋栄ひかる氏(Ena
Communication代表取締役)をお迎えしての「インプロ」です! コミュニケーションの基本的姿勢を様々なインプロ・ゲームから表情を変え、はっきりとした声で、そして、手や体を思う存分動かして学びました。等身大の自分から相手にわかりやすく伝える力を身につけ、2週間後に迫った2次選考プレゼンテーションにつなげられるようにと、熱気あふれる講座となりました。 そもそも、「インプロって何?」
1次通過者のプレイヤーはだけでなく、今回はETIC.スタッフも参加しました。30名を越える参加者の中でもインプロを知っていたのは手で数えられるほどの数名でした。名前は聞いたことがあっても、ほとんどがインプロ未経験者にもかかわらず、会場は熱気覚めやらぬほどに大盛り上がりでした
*「インプロ」とは「improvisation」=「即興」の略。元々は俳優訓練のトレーニングシステムとしてカナダで開発され、ルールはただひとつ、「受け入れる」。他人のアイデアや、気持ち、ハプニング。他人の存在自体、全てをまず受け入れる。「受け入れる」=イエス 「もっと詳しく」=アンド。インプロのワークショップにはたくさんの「イエスアンド」を行うゲームがプログラムされている。
「イエスアンド」の姿勢は人と人との間に安心感と信頼関係を生み出します。“即興、インプロゲーム”を通して、他人とのコミュニケーションのあり方を考えるひとつのヒントにしてください。
実際にインプロ・ゲームを体験
会場内のいすや机は外に移動して、参加者全員で大きい円をつくりました。
「運動できる格好で」、そして、「呼ばれたい名前をカードに記入して首にさげる」ことを知らされていたプレイヤーたちは まずは30秒の自己紹介。このときからすでにインプロ・プレゼン講座ははじまっていました。お互いに、『マルガリータ』『やま』『のりのり』『どぅー』『いの』などの愛称で呼ぶことからはじまり、参加者全員・ペア・3人組・4人組などさまざまにグループ編成をして
・リズムしりとり
・連想ゲーム
・イエスアンド(インタビューをつくりあげる「徹子の部屋」調)
・解決社長
・インプロ(即興劇)
といったインプロ・ゲームを通して、時間も忘れるほど、声を表情を体をフルにつかって表現しました。相手を肯定する受け入れるというコミュニケーションの基本的なルールを毎回異なるテーマと毎回異なるメンバーのもと、つぎつぎ創造的な会話やストーリーが組み立てられます。
私たちの日常にも、「インプロ」=即興劇同様、台本がないです。「インプロ」のスキルを応用すれば、ストーリーや音楽が前に前に進んでいくように、私たちのコミュニケーションや生活も必ず前に、良い方向に進んでいくのです。参加者の方からも『「解決社長」というゲームの中でそれは「ちょうどいい!」というセリフをつかっていたら、プランのことで不安だった気持ちも前向きな思考へと変化していった』という声をいただきました。
インプロからプレゼンテーションへ
「パッションを伝える手段は文章で収められる概念や内容だけでない。大勢の前で話すことは緊張するけども、ひとりひとりに顔を向けて目をあわせて対話すること。言葉の内容だけでなく、言葉のトーン・抑揚・声の大きさのVervalの部分、また、アイコンタクト・表情の豊かさ・手振り・身振りといったNonvervalの部分、すべての要素がメッセージであり、プレゼンテーションとなります。これを頭で理解するだけではなく、体感してもらいたかった。PassionとConfidenceを持って臨んでくださいね」(樋栄氏)
樋栄 ひかる氏:Ena Communication代表取締役・日本IBM研修サービス株式会社インストラクター
大学時代はアメリカ、オレゴン州の州立大学で心理学を専攻。帰国後、英会話スクール経営、オリンピック選手通訳などに携わる。IBMアジアパシフィックサービス株式会社のイベントマーケティング部で国際会議の企画運営を行い、日本IBM研修サービス株式会社において社内・外の人材育成プログラムの開発と講師を務めた後、独立してEna
Communicationを起ち上げる。
サマープログラム全体を振り返って
本日が最後のサマープログラムということでプレイヤーの方ひとりひとり、感想や気付きを会場内で意見交換しました。
*「このプログラムに参加していなかったら、普段の生活では出会えていなかった仲間や講師の方から貴重な経験ができました」
*「サマープログラムでこれまで経験させていただいていた事業を進めるにあたっての会計や事業計画などに正直、頭を悩まされていたけれども、今日のインプロを通して、もっと自分の原点である問題意識や気持ちを大切にすることを思い出しました。」
*「地方でひとりでがんばっていると煮詰まってきてしまうけれど、こうしたプログラムで東京にくると自分以外にもがんばっているプレイヤーの存在に元気をもらいました。」 さて、2次選考は書類審査とプレゼンテーションからなります。1次選考通過からおよそ2ヶ月経過したわけですが、確実に事業プランへの取り組みは変化し、プレイヤー同士のコミュニティ意識も高まっています。プレイヤーたちはどれほどの現場を歩き、どれほどの周囲の人間を巻き込み、どのように成長し、プランを届けてくれるのでしょうか?
2次選考プレゼンテーションは8月28日開催です! |