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STYLEによって、急激にスピードが速まった。
STYLEは私のこれからの方向を明確にして、その方向で前に進むためのたくさんの機会を提供し、前に進むスピードを急激に速めてくれるものでした。
方向が明確になったというのは、応募からファイナルまでのプロセスで、たくさんの人達と出会い、その中で自分がやるべきことは何かを見つめ直し、「これが進むべき方向だ」と腹をくくることができたということです。そうなるまでは二転三転していました。そのため、一次選考、二次選考、ファイナルの提案内容は、それぞれまったく違うものでした。「迷い→応募→たくさんの出会いと刺激→二転三転→腹をくくる→加速」というような感じで現在に至っています。
STYLEによって、腹をくくってしまった。
好きなことをやってそこそこ儲けていけるという状況だったんですが、STYLEに応募したために、真剣に「社会を変革していくような自分なりのビジネスのかたちを創りだして行こう」と腹をくくってしまいました。またそれを応援してくれるたくさんの人達と出会いました。
その結果、とても大変だけども楽しい日々に突入しています。次の展開のための投資に使う時間が急激に増えました。2004年度は、3年ぶりに大幅にUFJ総研の年収を落とす予定です(UFJ総研には年収選択制という制度があります。)
「農林水産業」のイノベーターへ
〜UFJ総研内での農林水産業グループの立ち上げ
STYLE後に2つのことについて準備をはじめました。
1つはUFJ総研内での「農林水産業グループ」の立ち上げで、もう1つは(株)森林再生システムという会社の立ち上げです。正式に立ち上がって稼動しはじめたのは、両者とも2004年の4月です。
UFJ総研の農林水産業グループは、入社後、一緒に森林管理イノベーションをやりたいと思ってくれるクライアントを自ら探し出したり、ノルマの超過分を研究会につぎ込んだりしながら、森林・林業のコンサルティングマーケットを自分で開拓して、立ち上げていた森林・林業グループを拡大する形で立ち上げました。これは、私にとっては「森林管理イノベーションから、田舎イノベーションへ」という自分の次の展開へ進む1つの手段です。現在コアメンバーが6人です。農林水産業、農山漁村を専門とする「行動するシンクタンク」として、企画提案型の営業を中心にして、社会を変革していく力のあるグループを育てて行きたいと思っています。とても優秀で挑戦的ないい仲間が集まってきたので、これから先がとても楽しみです。
プロとして日本の森林経営を変える
〜(株)森林再生システムの立ち上げ
もう1つは、(株)森林再生システムの立ち上げです。この会社は、「森林管理イノベーションを前進させていく」ために必要でした。速水林業の速水亨氏が代表取締役で、私はゼネラルプロデューサーという肩書きで、経営全般に関わっています。この会社は森林という資産に特化したアセットマネジメント会社であり、また林業専門のコンサルティング会社です。森林経営をプロに任せたい、プロのアドバイスを受けたいというニーズはある程度あると見込んでいますし、またプロとして森林経営を担っていける会社がないと日本の林業が抱えている構造的な問題は解決できないと考えています。
この会社の設立準備に入ってから、日本の林業をなんとかしたいという想いと能力をもちながらも、それらを発揮していく場ないという人が思っていた以上にたくさんいることが分かってきました。そういう人たちが活躍する場にできれば、それだけで日本の森林経営を変えていく大きな力になるだろうという期待ももっています。
当面は、これら2点にできるだけ集中して、それぞれを軌道に乗せていけるようがんばっていきます。
シンクタンクの中で森林・林業を専門にしているのは自分だけである。一方、森林・林業の業界の中では、環境、経済・経営、社会・文化のすべてに通じている唯一のスーパージェネラリストである。このような強みを活かし、さまざま事業を同時並行的に手がけ、インテグレートしながら、コンサルタントという枠を超え、釣竿を携帯しながら全国の山、川、海を駆けまわり、ビジネスとして農林水産業のイノベーションに挑戦しています。
STYLE2004参加者へのメッセージ
百聞は一見に如かず。STYLEという濃密な空間を味わってみてください。いろんな出会い、刺激でお腹いっぱいになって消化不良になりそうだけども、気合で無理やり消化しようとがんばってもがいているうちにお腹がはちきれそうになります。そして、次に進むための、たくさんのエネルギーと人とのつながりが蓄積されるでしょう。
私が応募者の集まる場に初めて参加したとき、多くの人が自分よりも若くて、すばらしい目の輝きをもっていて、とても眩しかったのを覚えています。そこでもうお腹いっぱいになりかけていたのですが、それは序の口でした。STYLE2004がどうなるかは、まだ誰にもわからないのではないでしょうか。そこに参加する人たちによって形づくられていくからです。ですから、STYLEに参加するというのは、STYLEを作ることでもあると思います。
STYLE2003を見る限りでは、ETIC.の方々を含むSTYLEの演出家たちのやりかたは、即興に近いものでした。何かが生まれるエネルギーの溜まり場のような空間をまずつくって、その空間を構成する人たちの相互作用の中から空間の演出が決まっていくような感じでした。STYLE2004がどうなるのか、私もとても楽しみです。
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