高校生に対する新たなキャリア教育プログラムの収益モデルの確立
NPOカタリバ (東京)
http://www.katariba.net/
プロジェクト・団体がフォーカスする社会的課題と解決の方向性
現在、若者の就業や家庭・学校教育において、ニート・フリーター問題をはじめ、学習意欲の低下、早期離職者の増加、コミュニケーションの不具合など、様々な問題が発生していますが、共通して言えるのは「積極的に社会に参加できない若者が増えている」ことです。
私たちは、この原因を「高校時代のキャリア学習機会の不足」にあると考えており、その機会を補完するための学習プログラムを、主に高等学校に対して提供しています。

若者が人生の岐路を迎える前の段階で、多様な価値観に触れ、憧れを感じられる対象を発見し、人のつながりの温かみを感じ、自己肯定感を持てるようになる機会を少しでも増やしていくことが、ひいては社会全体を元気にしていくことに繋がると考え、活動を続けています。
1. 多様な他者と幅広い人間関係構築の機会をつくること
特に中高生に多く見られる傾向として、同世代との限られた人間関係しか持たず、それ以外の人間関係を持つことに慣れていないことが挙げられます。このことが、自立意識や社会性を培う上でのマイナス要因となっていると考えられます。
こうした課題に対応し、多様な他者と幅広い人間関係を構築する機会をつくることで、それが社会や将来への関心や意欲が高まる動機付けとなり、様々な情報を得るチャンスにつながると考えています。
2. 自己肯定感を高めること
自己肯定感とは、自分を認め自信を持つことです。これは、自己の新たな可能性の発見や自己理解の深化といった、内面の成長と深く関わってきます。また、自分の進路・将来設計・進路の選択決定に関心・意欲を持つことによって、日常の学習態度や生活態度を大きく変化させます。
この自己肯定感を高めるためには、「できた」「わかった」という成功体験の自覚や、褒められるなど、第三者の言葉を借りて自己を再認識する機会が効果的だと考えています。
3. 学校や先生と連携すること
NPOカタリバは、学校や先生との連携を大切にしています。なぜなら、上記のような機会は、一部の意欲の高い若者だけでなくすべての若者に提供されるべきだと考えるからです。任意参加のイベントなどではなく、学校の授業の一環として全員が参加することで、よりカタリバの活動が意義のあるものになります。
一方、学校や先生に求められていることは年々大きくなっており、現場の先生方の負担は計り知れません。そこで、すべての負担を先生が負うのではなく、先生にはコーディネート役として、NPOカタリバを効果的に活用していただきたいと考えています。
具体的なプロジェクト内容と期待する役割
カタリバが2000年から高校に展開している高校生対象のコミュニケーションを通じたキャリア教育プログラム「カタリバ授業」。
キャリア教育など、子ども、青少年を対象に行う事業において、「教育プログラムの質」と同じくらい重要で、かつ難しいのが「収益モデルの確立」です。受益者本人である子どもから対価は取れないので、受益者以外からの収益を確保することが必要となってきます。

カタリバも事業開始当時は、無償で行う時期もありましたたが、プログラムの実施件数が増え、実績と信頼の積み重ねていくの中で、なかなか予算を取るのが難しいと言われている学校から費用を頂いたり、行政の予算を確保したりしながら、拡大・発展してきました。
しかし、今後、不確定な行政予算に頼りすぎることを回避することや、地域でも展開可能なモデルにしていくためには、学校や行政以外からも収益を確保できる、いくつかの収益モデルを確立していくことが急務となっています。
プログラムの参加者には既存のカタリバ授業のプロデュースに従事しながら、新たな収益モデルの開発(大学への企画提案営業、個人寄付等のファンドレイジング)に取り組んで頂きます。
多様な収益モデルを模索・確立させることで「受験学力を高めるための『教育ビジネス』」ではなく、「大人になる前のスタンスを高める、動機づけを中心にした『社会教育事業』」というソーシャルビジネス市場を創造することを目指していきます。
勤務条件
| 勤務頻度 | 原則、週5日 |
| 勤務時間 | 10:00〜18:00 |
| 勤務地 | 東京都中野区 |
| 活動支援金 | 学生: 10,000円〜60,000円/月(本人の成果によって変動) 社会人: 本人の能力・経験によって考慮します |
| 活動手当 | 自宅からの交通費は別途支給 |
経営者メッセージ
NPOカタリバ 代表理事 今村久美
現在準備中です。