Home > セミナー/イベント > ソーシャル・アライアンス・フォーラム(2010年12月6日開催)

 

企業は社会の未来にどう向き合うべきか

先の見えない課題が山積する日本社会では、今、「新しい公共」が議論され、ソーシャルビジネスへ期待が高まりつつあります。一方、海外に目を向けると、国連のMDGs(ミレニアム開発目標)をはじめ、グローバル規模での課題も山積しています。

また、企業で働くビジネスパーソンや、次代の担い手である若者たちも、仕事の先に新しいビジョンや働きがいを見出そうと意識が変化しており、企業側も自己変革を迫られています。

 

既存の枠組みや役割を超えた連携・協働
(=ソーシャルアライアンス)の可能性

このような状況の中、本格的なソーシャルイノベーションへの流れを生み出していくためには、圧倒的に経営資源を有している企業セクターが参画し、既存の組織の枠組みや役割を超えた連携、協働(ソーシャルアライアンス)を進めていくことが不可欠です。

そこで、私たちは、このような「ソーシャルアライアンス」について共有、議論する場として、本イベントを企画致しました。今回はそのキックオフとして、すでにそういった取り組みを始められている実践者の方々に事例を紹介して頂きながら、今後に向けた可能性を議論しました。

 

イベント概要・当日プログラム

日時: 12月6日(月)18:00〜21:30  参加費: 5,000円(軽食費含む)

会場: 新丸の内ビル10階 21Cクラブ(東京駅地下より地下道にて直結) アクセスマップ

 

イントロダクション/オープニングメッセージ 18:00〜18:10

主催者であるNPO法人ETIC.代表理事宮城治男の挨拶のあと、まずはオープニングメッセージとして、行政において「新しい公共」を推進する内閣府大臣官房審議官公共サービス改革推進室長の舘逸志氏にお話をいただきました。

 

イノベーション・トーク・ラウンジ 18:10〜19:25

ソーシャルアライアンスが生み出すアントレプレナーシップと新事業創造の可能性を探る

ソーシャルアライアンスの取り組みをすでに始めている実践者の方々にご登壇いただき、その事例をご紹介いただくとともに、さらなる協働、各社の取り組みへの具体的な反映等の可能性について会場からの意見も交えながら議論を進めました。

起業家支援を通じて社員のチャレンジ精神と
誇りを高める

ブラザー工業株式会社
CSR・ブランド戦略推進部 間瀬 康文氏

東海若手起業塾への協賛を通じて、起業支援活動に取り組む同社。その中でどのように社員を巻き込みチャレンジ精神と誇りを高めているのか。実践から見えてきたその可能性についてお話しいただきました。

本業を通じた社会貢献の可能性と
新たなビジネスモデルの模索

株式会社マルハニチロホールディングス
CSR・品質保証部 CSR情報課 課長 小林 三千夫氏

高齢者や障害者もおいしく安心して食べられる「ユニバーサルデザインフード」を開発し、病院・介護施設や在宅介護向けに販売している同社(日本財団主催CSR大賞2010グランプリ)。社会視点を取り入れた新事業開発や次世代CSRの可能性についてお話しいただきました。

ソーシャルベンチャーとの共同開発で
ヒット商品を生み出す

株式会社イデアインターナショナル
代表取締役 橋本 雅治 氏

米国NPO コペルニク
共同創設者 中村 俊裕 氏(スカイプ参加)

フェアトレード団体と提携したフットサルボールや、障害者雇用施設と提携したエコバッグなどを開発・販売し、『社会貢献型営利企業』として本業を通じた社会貢献を実践しているイデアインターナショナル。発展途上国でテクノロジーを用いた生活改善プロダクトの普及に取り組む、同社の連携先の一つであるコペルニクの中村氏も交えながら、ソーシャルベンチャーと企業の連携の持つ可能性についてお話しいただきました。

事業創造・プロボノ等、
8年間の社会起業家支援の次なる展開

NEC株式会社
CSR推進部長兼社会貢献室長 鈴木 均 氏

NEC社会起業塾や、プロボノプログラム「NEC社会起業塾ビジネスサポーター」など、8年にわたり様々な社会起業家を支援してきた同社。

その経験から見えてきた、社内変革の様々な可能性と、次なる展開についてお話しいただきました。

特別講演 19:30〜20:30

ソーシャルアライアンスと資本主義の進化

シンクタンク・ソフィアバンクの田坂広志氏をお招きし、新しい時代を見越した企業のあり方、ソーシャルアライアンスが拓く次代の社会の在り様等についてお話しを頂きました。

田坂 広志氏
シンクタンク ソフィアバンク代表
社会起業家フォーラム代表

東京大学大学院修了。工学博士。日本総合研究所フェロー。多摩大学大学院では、「社会起業家論」の講義を通じて、「社会起業家」(socialEntrepreneur)の育成に取り組んでいる。Japan Societyより“US-JapanInnovators”の一人に選ばれ、ダボス会議を主催するWorld Economic Forum(世界経済フォーラム)のGlobal Agenda Councilのメンバーにも選ばれている。様々な企業の社外取締役や顧問を務め21世紀の企業の「社会的企業」(SocialEnterprise)への進化を提言している。

20:30〜21:30 交流会 『アライアンス・セッション』