地域イノベーター留学

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鳥取県

募集中

2016.07.12

200年続く鳥取県民のソウルフードを全国区に!地域の愛され企業が生み出す"とうふちくわ"を日本中の愛されフードにする全国戦略。

NPO法人学生人材バンク、鳥取銀行(鳥取県・鳥取市)

フィールドワーク日程

・フィールドワーク1:09/09-11(金~日)
・フィールドワーク2:11/18-20(金~日)

地域の課題・受入の背景

【地域紹介】
鳥取県鳥取市は人口およそ19万人で、全国の県庁所在地の中で最も人口が少なく、人口密度もブービー賞です。すなば珈琲やスターバックスなどの観光地が人気で、食品ではピンクカレーやラクダのコブなどが有名です。子育て環境も充実しています。待機児童はおらず、出産費用も全国一安く、出生率も高い値を保っています。
地域活性に関わる動きとしては、2年前に開かれたリノベーションスクールをきっかけに市内にプレイヤー層の拠点となる施設が生まれ、社会人だけでなく、大学生や高校生も含めた横や縦のつながりが生まれ始めるなど、小さな自治体ならではの市民活動が盛り上がりを見せています。

【地域の課題】
ちょうど10年前に1市6町2村の合併により現在の鳥取市が誕生したものの、支所もそれぞれに残っており、未だに旧町村部民に「鳥取市民」という意識は浸透していない現状があります。各地の地域活性の主導役であった役場職員も、新鳥取市域という広い範囲での異動が頻繁に行われるために、旧町村地域の物事を熟知し、市民間の調整役になれるような人材が目に見えて減ってきたとも言われています。
しかし、見方を変えればこれは脱行政依存の契機とも捉えることができ、新市単位での広範な事業展開や連携がしやすくなったという点では事業をする上ではプラスに働く可能性が大いにあります。
「煮えたら食わぁ」の積極性の低い県民とも言われますが、リスクを取って旗を振る人材の登場を生む土壌をいかに作るかも、未来に向けた大きな課題の一つだと感じてます。  

【受入企業の紹介】
鳥取市河原町にある株式会社ちむらは、主にとうふちくわの製造、販売をしています。とうふちくわとは木綿豆腐と白身魚のすり身を7対3の割合で混ぜ合わせた、主に鳥取県東部で作られる全国的にも珍しいちくわです。遡ること江戸時代に、初代鳥取藩主の池田光仲公が、当時高価だった魚ではなく、安価に栄養を摂取できるよう、豆腐食を奨励したことにとうふちくわの歴史は始まります。その後、1865年に初代の千村清次郎がとうふちくわ作りを始め、現在の社長は5代目になります。
本社には「とうふちくわの里」と名づけられた製造直売店を併設されており、ガラス越しに工場も見学できます。とうふの手作り体験ができる施設もあり、地元の小学生たちが社会科見学などで訪れることもあります。

土井先生には何とも申し上げようもありませんが、とうふちくわ自体が美味しいです。
「ちくわ」を日常の中で意識する回数はそう多くはありませんが、ちむらさんはそれを思い出させてくれます。
これはとても大事な要素だと思います。

次に、「ワインに合うとうふちくわ」や「冷奴とうふちくわ」など、遊び心を持って多くの商品開発を行われている点も素晴らしいと思います。訪問させて頂く度に「とうふちくわ君」のキャラクターTシャツを着た社長と専務が迎えてくださったりと、創業150年という伝統に縛られない寛容さや柔軟さをお持ちで、だからこそここまで会社が続き、地域住民に愛されてきたのかと納得させられます。しかし何と言っても、本社に併設された直売店での試食の豊富さは特筆に値します。太っ腹にしてくれる太っ腹さとでも言いましょうか。
ちくわだけでなく、さつま揚げなどの様々な練り物がこれでもかとの食べ放題なのは、いくらガラス1枚隔てて工場があると言っても、少し常軌を逸しています。
10分で腹パンパンになって、何か買わないと申し訳ないような気持ちになる横綱相撲を体験できます。

【受入企業の課題】
統計的に見ると、鳥取のちくわの世帯消費額は全国でもトップを維持しているが、全国を見ると減少傾向であり、特に若年層の消費が伸び悩んでいる。県内の直売店は5箇所ありその客層は地元客と観光客が半分ずつ程度である。スーパーや都市部のアンテナショップなどでも販売しているものの、購買層は中高年に偏っている状態である。
「とうふちくわ君」というPRキャラクターの作成や、県東部の観光客の集まる土地への直営店の出店、また、社内外のアイデアを募集してのちくわの新商品開発を意欲的に行っているが、若年層への訴求力、販売力が弱い現状があり、Facebookの更新の頻度が高くないなど、SNSの利活用に関しても課題がある。近年、遠隔客へのネット販売を始めたが、まだ、蓄積されたデータなどを十分に活用して戦略を立てられていない状態である。

参加者に特にすすめたいその地域にしかないイチオシのポイント

・地域を代表する企業の経営改革に正面から挑めるチャンス
・これまでの受け入れ実績により地域側の手厚いサポート&先輩たちのコミュニティの存在
・全国一人口が少ない県だからこそできる多様なセクターとのかかわりと他地域展開への可能性

イノベーター生に期待すること

とうふちくわの捉え方に関して、鳥取の人間と、初めてとうふちくわを目にする都会の方とでは、食べ方なども含めて違った視点があると思います。今までちむらに興味関心を持って頂けなかった方々にアプローチするためにも、都会の方の目線でとうふちくわの魅力を引き出して発信して頂き、新しい波を生み出していきたいです。

参加者へのメッセージ

自分の興味関心やスキルを、地方の中小企業で生かしたいと思っておられる方に来て頂きたいです。
また、このプログラムへの関わりをきっかけに、鳥取やちむらに興味を持って頂ければ幸いです。

東京までの交通手段

主な交通手段 トータルの所要時間 必要金額
飛行機(東京-鳥取) 1時間 片道1~3万円程度※時期によります。

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