地域イノベーター留学

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岡山県

募集終了

2016.06.27

住んでいてもいなくても、各々が「暮らせる村」となるには。

エーゼロ株式会社(岡山県・西粟倉村)

フィールドワーク日程

・フィールドワーク1:09/23(金)~25(日)
・フィールドワーク2:11/04(金)~06(日)

地域の課題・受入の背景

▼地域紹介▼
2004年に西粟倉村は美作市への合併協議会から離脱することを宣言し「村」として歩むことを決断しました。
そして2008年に「百年の森林構想」を打ち出し1500人の村として何を大切にするかを示し歩んでいます。
この構想は村の主産業である林業を背景に打ち立てられました。村の面積のうち森林は95%を占め、そのうち、
84%は人工林となり、50年前に子や孫を想い木を植え守り育ててきた先人たちのため、そしてこれからこの村に
暮らし働く人たちのため、50年間を村ぐるみで挑戦を続け百年の森林に囲まれた上質な田舎を実現させていこうと
掲げられました。この構想のもと、森林をはじめ、受け継がれてきた村の財産を適切に管理・有効活用し、そして村民
一人一人が豊かに暮らしていける持続可能な村づくりを目指しています。人材発掘・育成に関しては、雇用対策協議会の
立ち上げに始まり創業支援のためのローカルベンチャースクールを実施しました。現在、構想立ち上げから7年が
経過しましたが、この間に村で生まれたローカルベンチャーは30を数え、取組に関連して村への定住した人は90人、
村の人口1519人の約6%を占めています。

▼地域の課題▼
 ・出生率の低下:
 移住者は増えていますが出生率は低下している現状があります。
 多忙なことから家庭での時間を過ごす時間が減少していること、
 経済的安定が優先されていることが理由とも考えられます。

・仕事の選択肢の少なさ:
 スキル特別な能力や想いがある人の仕事が多く、時間等制限のある人材
 (パートタイム、障がい者雇用等)の就業が簡単ではありません。

・補助事業からの自立の必要性:
 村内の人材支援、企業支援は国の予算を活用したものが多くあります。
 予算が無くては回らない支援事業ではなく、自立・自走する支援を
 実施していくことが必要です。

・移住者向け住宅の不足:
 質的、量的に移住者向け住宅の不足している現状があります。

参加者に特にすすめたいその地域にしかないイチオシのポイント

本プログラムでは各地、課題解決に取り組む地域企業1社が挙げられております。
5か月を通じてチームと共に、その企業への課題解決・経営革新に向けた提案を練り上げます。
地域の特色ある、そして熱意あるイチオシの企業となっております。
是非チェックしてください。
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▼エーゼロ株式会社 建築不動産事業(2年以内に分社化検討中)
 人材事業(ローカルベンチャー支援室)▼
西粟倉村は空き家不足で悩んでいます。村を上げていきいきと活躍する仕事を生み出し移住者の増加に取り組みながらも、仕事が見つかっても家が見つからず、、という現状があります。この現状の背景には森林が村の面積の95%である環境(宅地が少ない)や、農地制度の制約、空き家があったとしても地縁血縁者でないと利用しにくい事情など、複雑に絡み合って立ちはだかる大きな壁があります。
このようなことから村全体を巻き込まざるを得ない事業に取り組むのですが、弊社は移住定住促進や林業の六次化に村役場と、共に取り組んできた実績がその様々な壁に手をかけることを可能としています。事業内容としては、これまでは地域材を使った低コスト、高性能の住宅の開発を行ってきました。今年度からはBTO方式(民間事業者が自らの資金で対象施設を建設し(Build)、完成後すぐに公共に所有権を移転するが(Transfer)、維持運営は民間で行う(Operate)形式のこと。)による移住者住宅、建設管理の業務を強化していく予定でいます。また、人材事業では、起業支援や村内の既存企業が安定・拡大を目指した支援、地域おこし協力隊のコーディネート業務、成人式など村内の教育面で関わる事業も行っています。

▼企業の魅力▼
エーゼロ株式会社の「エーゼロ」とはA0層という森林生態学の用語で栄養のある土の層を指し、微生物や生き物が多く住み栄養が豊富な層のことです。組織そのものが、モノやコトが生まれ循環するプラットフォームであると同時に、スタッフ一人一人が成長し、創り出す存在になることを目指して、スタッフ全員で考えた社名です。まだ生まれたばかりの会社ですが、不動産や人材事業はじめその社名の通り事業それぞれを通じて新しい価値を創出しようと日々奮闘しています。


▼受入企業の課題▼
(特に建築・不動産&人材事業)
地域課題でも挙げた家不足は、今後人材事業の移住者促進の動きとも比例して、加速する予測です。
これは弊社のビジネスとしては建築を心待ちにする顧客が増えいい面もあります。
しかし、一方で通勤者が増加し、村が職場だけの意味を持ってしまうことで孤立=離職、転出が生まれやすい環境を作ることにもなるとも考えられます。離職が起こると、村内での家を望む潜在的な顧客を失い、採用支援を行う人材事業としても大きな痛手です。
その為に、人々が隔たりなく集えるコミュニティ・ハブがハード、ソフト両面で複数必要と考えています。
これがしっかり整った環境になれば、村内外どこに住んでいても西粟倉で自分なりに過ごせる居場所(サードプレイス)を手に入れ、「働く」と対にして「暮らす」が充実することで、村に住み続ける、関わり続けると考えます。
そうした、住んでいても住んでいなくても各々が「暮らせる村」となることに向けて、コミュニティプロデュースとも言える事業の進行も急務なのですが、事業初年度の今は家を建てるだけに精いっぱいなのが現状です。

イノベーター生に期待すること

この地域に自分が暮らすなら、働くなら、この事業を自分が展開するなら、、と
様々な角度からの「自分事」として考えてほしいです。

参加者へのメッセージ

合併せず「西粟倉村」として歩むことを決意した村は、林業の六次化や地域での起業等、諦めずに様々取り組んできました。村にじわじわと浸透してきた「諦めなければ出来る」という実感と、乗り越えてきた経験はまた新たな挑戦を生み出そうとしています。
この新たな挑戦に向けて企業もそして私たちコーディネーターも模索中です。きっと皆さんもご自身のビジネスキャリア、ライフキャリアに「地域」を重ね合わせて模索されているかと思います。このプロジェクトに参加するそれぞれがフラットな場で学ぶ、成長する立場で企業、コーディネーター、そし皆さんと一緒に取り組めればと思います。
可能性を広げ、実現性を突き詰める面白味を一緒に楽しみたいと思っています。

東京までの交通手段

主な交通手段 トータルの所要時間 必要金額
東京駅→姫路駅→大原駅(新幹線・智頭急行線) 4.5時間 18,000円程度
羽田空港→鳥取空港→現地(飛行機・車) 2.5時間(飛行機1.5時間+車1時間) 32,000円程度

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